ペット火葬の際には写真も必要になるのか

ペット火葬の際には写真も必要になるのか

ペット火葬をすることになったとき、何を持って行けば良いのか分からない人も多いのではないでしょうか。持ち物には一般的なお葬式と同等の小物類を用意しておけば良いはず、しかしペットの棺の中に副葬品を入れてあげたいとなったときなど目に入るものを手当たり次第箱に入れて車に乗せる人も多いといえましょう。副葬品は棺の中に入れることができるものと入れてはいけないものがあるので、ペット火葬の準備の中でペット葬儀会社の担当者などに聞いておくと安心です。立会個別火葬によるペット火葬の場合は、火葬式に立ち会うことができるので火葬処理後の骨上げなども可能になりますし、このとき写真などを用意しておけば火葬前の終われのお焼香のときにも見ることができます。ちなみに、生きている人とペットが一緒に写っているものを棺の中に入れて火葬する、これはあの世に呼ばれてしまうといった迷信もあるようで、このような写真を棺に入れてペット火葬を行うことを控える火葬場もあるようです。

ペット火葬では焼香のような法要を行うことができるのか

現在はペットを飼っている人が増加していますが、これは賃貸物件でも動物の飼育が可能になる場合が多くなったからだと言えるでしょう。以前であれば小鳥や小魚などの小動物程度しか許容されていませんでしたが、住宅設備で傷が付きにくい素材を使うようになったり、社会的にペットとの共存を求めるニーズが多くなったことが理由にあります。 ペットは以前であれば人間に役立つ動物を対象にしていましたが、今は家族の一員という感覚で飼っている飼い主が多くなっています。この強くなった親密感からペットが死亡した場合にペット火葬を実施し、その遺骨を自宅に安置するようになりました。ペット火葬は専用の火葬施設を使う必要があり、そのために飼い主に対して配慮している施設が増えています。施設の中には人間と同じような寺社の関係者を呼んで法要を行うことも可能になっていて、火葬の時に焼香を行うことは禁止されていません。 焼香というのは立ち上る煙に乗って死者の魂が天空に行くことを意味していて、これは人間でも動物でも命の重さが同じである以上、当然に行っても問題になる行動には該当しないでしょう。ただし、香炉などがあればそのまま使ってもいいのですが、無い場合は事前に行ってもいいのか確認するようにしてください。